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泳ぎ始めるとゴーグルが曇る。水ですすいでも、しばらくすると見えにくくなる。そんなとき、レンズの内側をタオルで磨く前に、くもり止め加工の種類を確かめてください。

内側に触れてはいけない製品と、濡らした状態で指でこする手入れが指定された製品があります。 同じメーカーでも扱いは共通ではありません。手元のゴーグルに合う方法を見つけるところから、使用後の片付けまでを整理します。

加工の種類が分からないゴーグルは、内側をこすらない

購入時のパッケージや注文履歴で品番を確認し、メーカーの製品ページ・取扱説明書を開きます。見るのはレンズの色や価格ではなく、「くもり止めの機能名」と「内側の取り扱い」の項目です。

例えば、SWANSのPREMIUM ANTI-FOG(PAF)は、使用前に内側を水で濡らし、泳いでいて曇ったら再び濡らす方式です。濡れているか乾いているかにかかわらず、指やタオルで内側に触れないよう指定されています。SWANSのPAF使用方法

説明書を見つけられない場合は、外観が似た別モデルの手入れを当てはめず、品番を添えて購入店やメーカーに確認します。「こすってよいか」が分かるまでは、内側を拭いたり磨いたりしないでください。

箱を処分する前に、品番と手入れのページをスマートフォンに残しておくと、次に曇ったときにも確認できます。初めてプールへ行く準備中なら、ゴーグルと一緒に必要な道具を一人でプールに行くときの持ち物で確認できます。

re:nonとSWIPEでは、こする条件が違う

「こすって曇りを取れる」と紹介される加工にも、それぞれ専用の使い方があります。次の表は、対応する加工を搭載した製品だけに当てはまる違いです。

加工の名称メーカーが案内する
内側の扱い
別の製品へ
持ち込まない点
SWANS
re:non
(リノン)
水泳中に曇った場合、
濡れた内側を指の腹で
軽く円を描くようにこする
乾いた内側には触れない。
内側に触れるのは
水泳中に曇った場合のみ
VIEW
SWIPE
(スワイプ)
レンズ面を十分に濡らし、
指先で5〜10回ほど
力強くこすって、
軽くすすぐ
公式手順にはこする
強さの指定もある。
re:nonの手順と混ぜず、
SWIPEの説明を確認する

参照:SWANS re:nonの使用方法VIEW SWIPEのお手入れ方法

表の回数はSWIPEの案内です。PAFなど、内側への接触を禁じた加工では行えません。また、指で触れる指定があっても、タオルで磨いてよいという意味にはなりません。re:nonも、すすいだ後の内側をタオルで拭かないよう案内しています。

プールで手入れをやり直すときは、泳ぎながらゴーグルを操作せず、周囲に気を配って休める場所へ移ってから行います。共有レーンでの休憩場所は、プールのレーンマナーも参考に、現地の表示に従ってください。

泳いだ後は、すすいでから日陰で乾かす

SWANSの一般的なメンテナンス案内では、使用後は流水ですすぎ、内側には触れず、水気を切って陰干しします。保管時はレンズの傷を防ぎ、直射日光や高温・多湿を避けるよう案内しています。偏光レンズには水への長時間の放置など、追加の注意事項もあります。SWANSのメンテナンス案内

片付けでは、次のように「すすぐ場所」「乾かす場所」「しまう場所」をつなげておくと、バッグの中に入れたままになるのを防げます。

  1. 施設で用具をすすげる場所を確かめ、使える場合はそこで水洗いする。
  2. 帰宅したらゴーグルをバッグから出し、製品の指示に沿って乾かす。内側の水滴をタオルで取ろうとしない。
  3. 乾いたことを確かめ、レンズが鍵などの硬い物と接触しないよう、ケースなどに収納する。

レンズを直接指で触って「乾いたか」を調べる必要はありません。内側を下からのぞくなど、触れずに水滴の有無を確認します。ケースも開けて確認し、水が残っている場所へ戻さないようにします。

汚れが気になっても、手元のシャンプーや消毒用アルコールで洗う方法は避けてください。SWANSはPAFの洗浄にシャンプー・リンスを使わないよう、一般のメンテナンス案内ではアルコールなどの有機溶剤を使わないよう指定しています。洗剤の使用可否も、そのゴーグルの説明書で確かめます。

くもり止め液は、対応する製品と使う時期を確認

くもり止め液を追加するときには、ゴーグル側と液側の説明を両方読みます。名称に「くもり止め」とあっても、手元のレンズに使えるとは限りません。VIEWのSWIPE案内では、長期使用で所定の手入れをしても改善しない場合に同社の液を使うよう指定しています。

SWANSのPAFでも、加工と液の通常の併用と、使い続けて加工の効果が低下した後の対応は分けて案内されています。「新品にも最初から追加する」と自己判断せず、どの状態で使うものかまで確認してください。PAFのよくある質問SWIPEの使用上の注意

塗るタイプとスプレータイプのくもり止めを選ぶ

追加のくもり止め液が必要になったら、塗って広げるタイプと、吹きかけるタイプが候補になります。ここでは、使い方の違いを比べられるSWANSの「スイマーズデミスト」2製品を紹介します。どちらも内容量は15mlです。

SWANSは、同社のすべてのスイミングゴーグルで使用できると案内しています。ただし、新品のくもり止め加工に最初から重ねるためのものではありません。 PAF・re:nonでは通常の併用をせず、元の加工の効果が低下してから使う案内です。他社製ゴーグルへの対応は、この案内だけでは判断できません。対応ゴーグルの公式FAQPAFの案内re:nonの案内

塗って広げるなら、SWANS SA-30B

SA-30Bは、ボトル先端のスポンジで液を広げられるリキッドタイプです。液を塗る場所を見ながら、レンズの内側に広げたい人の候補になります。

メーカーの手順は、内側に1〜2滴落とし、先端のスポンジか指の腹で薄く均一に広げてから、水を張った容器の中で軽くすすぐ方法です。ここでの「広げる」は、対応するゴーグルにこの液を使うときの手順です。普段の手入れで内側をこすってよいという意味ではありません。SA-30Bの製品情報・使用方法

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吹きかけて使うなら、SWANS SA-33B

SA-33Bはスプレータイプです。レンズの内側にまんべんなく吹きかけたら、水を張った容器の中で軽くすすぎます。公式の手順には、指やスポンジで液を広げる工程がありません。塗り広げる手間を省きたい場合に選べます。SA-33Bの製品情報・使用方法

スプレーしたまま装着せず、すすいで液のムラを残さないことが必要です。 これはSA-30Bでも同じで、液が不均一に残ると視界がゆがむ場合があります。噴霧できるから別のレンズにも使える、というわけではないため、使うゴーグルの説明を先に確認してください。

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上のリンク先はスポーツジュエン楽天市場店です。価格・送料・在庫は販売ページで確認してください。液の塗り方を比べた紹介であり、編集部で持続時間や曇りにくさを比較した実測レビューではありません。

手入れをしても曇るときは、使った液や洗剤も伝える

改善しないときに問い合わせるなら、「何回使ったか」だけでなく、次の内容を伝えると手入れ方法を確認しやすくなります。

  • メーカー・品番・くもり止め加工の名称
  • 使用前に濡らしたか、曇ったときに何をしたか
  • 内側を指や布で触ったか、使った洗剤やくもり止め液は何か
  • 曇りのほかに、目で分かる傷や水漏れがあるか

大会用のゴーグルは、当日の招集直前まで手入れの確認を残さず、練習で見え方を確かめておくと準備を進めやすくなります。予備も含めた荷造りには、初めての水泳大会の持ち物リストを使ってください。

※メーカーの案内は2026年9月6日に確認。手元の製品に付属する説明書と、該当モデルの最新の案内を優先してください。