
マスターズ水泳の始め方|登録費用・チーム選び・大会申込【2026年】
大人になって水泳を始めた人も、久しぶりに競泳へ戻る人も、「大会に出てみたい」と思ったら、まず出場するための手続きを整理しましょう。
日本マスターズ水泳協会の公式・公認大会に出るには、登録済みチームへの所属と、その年の個人競技者登録が必要です。その後、出たい大会へ別途申し込みます。登録料を払うだけで、大会にエントリーされるわけではありません。
最初は「出たい大会を探す → 所属先を決める → 登録を済ませる → 大会に申し込む」の順で考えると、期限と費用を見通せます。以下は2026年9月5日に確認した国内大会向けの案内です。
何歳から出られる?まず参加条件と大会を確認
協会の個人競技者登録は、その年の12月31日時点で18歳以上が年齢条件です。大会当日の満年齢ではなく、「暦年齢」で数えます。競泳経験者だけを対象にした制度ではありませんが、定期的に泳ぎ、競技に出られる健康状態を維持していることなどの登録条件があります。2026年登録案内で確認してください。
出場候補は、SwimHubの大会検索で種目・距離・地域から探せます。候補が見つかったら、公式の開催要項で次の4点を読みます。
- 泳ぎたい種目と距離があるか
- 参加資格や制限タイムなど、出場条件を満たしているか
- 申込開始日・締切日と、定員の扱い
- 会場までの移動と、出場日の予定を確保できるか
たとえば50m自由形が目標なら、まずその種目を実施する大会を選びます。「マスターズ大会なら種目も条件も同じ」と考えず、出たい会場の要項まで確認するのが出発点です。まだ種目を決めきれなければ、普段泳いでいる距離と泳法をコーチやチーム責任者に伝えて相談してみましょう。
開催要項で「短水路」「長水路」に迷ったら、25m・50mプールの違いとタイムの見方を確認してください。泳ぐ種目の距離と、会場のプールの長さは別の情報です。
チームはどう選ぶ?1人で登録することもできる
通っているジムやスイミングスクールにチームがあれば、まず「初めて大会に出たい」と相談すると手続きを進めやすくなります。市民プールなどで泳いでいる人は、練習仲間や地域のチームに、加入条件と大会参加の方法を確認します。
比べたいのは、泳ぐ速さだけではありません。会費、練習会への参加条件、申し込める大会、申込作業を誰が担当するかも聞いておくと、自分の生活に合わせて選べます。候補への問い合わせには、次の内容を添えると話が具体的になります。
マスターズ大会への初出場を考えています。普段は○○で週○回泳いでいて、○月の大会で○m○○に出たいです。加入条件、費用、登録と大会申込の手順を教えてください。
自分でチームを作る選択肢もあります。協会は、競技者登録会員1名以上、チーム責任者1名、活動・練習の実態をチームの条件としています。競技者が責任者を兼ねられるため、1人でも登録可能です。登録案内
ただし、1人チームではチーム登録料も、協会からの連絡確認も、大会申込も自分で引き受けます。所属先に迷っているなら、初回の手続きを相談できる相手がいるかも判断材料にしてください。
2026年の登録費用はいくら?大会参加費は別にかかる
協会へ支払う2026年分の登録料は次のとおりです。
| 登録するもの | 登録料 |
|---|---|
| チーム登録 | 1チーム5,000円 |
| 個人競技者登録 A | 1所属2,000円 |
| 個人競技者登録 B | 1所属1,500円 |
出典:2026年登録案内・登録料(冊子4ページ/PDF5枚目)
A・Bは泳力のクラスではなく、申請時期による区分です。Aは2025年10月〜2026年7月末、Bは2026年8月から受付終了までの申請に適用されます。2026年登録の受付は2025年10月1日〜2026年11月30日。有効期間は2026年1月1日〜12月31日なので、年の途中で登録しても翌年まで1年間使えるわけではありません。登録受付期間
たとえば2026年9月に1人チームを新設し、自分を1所属で登録するなら、協会の登録料は5,000円+1,500円=6,500円です。すでにあるチームに入る場合、チーム登録料を会員間でどう負担するかは所属先へ確認します。
予算には、この登録料に加えてチーム会費、大会参加費、交通費などを見込みます。大会参加費は要項で確認し、コンビニ決済などを使う場合は支払手数料も確認してください。「登録にかかるお金」と「1大会に出るためのお金」を分けておくと、総額を見誤りません。
複数チームへ所属する場合は、所属ごとに個人競技者登録料が必要です。初参加なら、まず出場するチームを1つ決めて手続きを進めると整理しやすくなります。
登録とエントリーは、それぞれ完了まで確認する
協会の会員ページには、アカウントの作成、年度ごとの競技者登録、大会申込という別々の手続きがあります。過去にマスターズ登録をした人は新しいアカウントを作らず、以前の個人IDでログインします。分からない場合は、公式ログイン画面の案内から問い合わせてください。
登録では、所属先のチーム登録と自分の競技者登録の両方が、その年の分として完了したか確認します。たとえば2026年度日本マスターズ水泳短水路大会では、大会申込時までに両方の登録完了が必要でした。登録の受付期間と、大会の申込期限は別です。同大会開催要項
協会の登録処理は営業時間内に行われます。申請を送った直後に大会へ申し込める前提で、締切当日にまとめて作業しないようにしましょう。
大会申込は、所属チームの進め方を確認して、次の順で準備します。
- 大会名・会場・出場日・種目・申込期限を確認する。
- エントリータイムと、要項で求められる情報をそろえる。
- チーム責任者が取りまとめるか、自分が会員ページへ入力するかを確認する。
- 種目、タイム、出場チームを見直して申請し、指定の方法で支払う。
- チーム責任者の最終手続きと、大会申込の完了を確認する。
協会のシステムでは、競技者本人が種目申請を入力する方法も用意されています。ただし、本人が入力・提出しただけでは完了せず、チーム責任者の承認と最終手続きが必要です。定員のある大会も、責任者の承認が終わるまで定員に反映されません。大会申込の公式手順書
同手順書では、公認大会・短水路大会は競技者個人で決済せず、責任者がまとめて決済すると案内されています。支払い方と申込先は大会要項・チームの指示に合わせましょう。初回は特に、「入力しました」だけで終えず、責任者に受付完了まで確認してください。
エントリータイムは、出場種目の申込時に伝えるタイムです。公式記録がまだないなら、泳いだ距離・プールの長さ・測ったタイムを責任者やコーチに伝えて相談します。会員ページに過去の記録が表示されていても、そのまま送信せず、現在の状態と大会の指定に合っているか見直しましょう。
どの記録を申告するか迷ったら、エントリータイムの選び方で、水路・計測日・大会の指定を照合できます。
初大会までに、年齢区分と当日の案内を読む
国内のマスターズ個人種目には、18〜24歳、25〜29歳、30〜34歳といった年齢区分があります。2026年の大会で年内に40歳になる人は、大会当日に39歳でも40〜44歳区分です。2026年度短水路大会の年齢区分
区分の見方は、SwimHubのマスターズ日本記録でも確認できます。日本記録は大会への参加基準ではありません。初めてなら、同じ区分の記録を知りつつ、まず自分の1本目の記録を残す目標でも十分です。
大会が近づいたら、開催要項に加えて、当日の案内である「2次要項」やスタートリストが公開されているか確認します。会場への到着時間、受付、出場者が集まる招集場所、持ち物を一度メモにしておくと、当日に探し直す手間が減ります。
申込後の準備には、初めての水泳大会の持ち物と当日の確認リストを使えます。
まだ出場先が決まっていなければ、大会検索で泳ぎたい種目の候補を1つ探し、その大会名を所属先への相談に持っていきましょう。候補が決まると、必要な登録年、申込期限、予算が具体的になります。
リレーに出る場合は、個人種目とは別に4人の年齢を合計して区分を確かめます。マスターズリレーの年齢区分と編成の確認も、申込前にチームで読んでおきましょう。
参考資料
- 日本マスターズ水泳協会:2026年登録案内、登録受付期間
- 日本マスターズ水泳協会:会員ページの機能とログイン案内
- 日本マスターズ水泳協会:大会申し込み・競技者として申請 手順書 ver.2.1
- 日本マスターズ水泳協会:2026年度日本マスターズ水泳短水路大会 開催要項、競技会案内


